冷凍できる意外な食材|冷凍庫に常備することで時短料理につながります

冷凍おかず

共働きで子育てをしていると、買い物に行くのも大変な時もありますよね。

我が家は5歳になる息子と買い物に行くと落ち着かないため、休日に片親だけで買い物へ行き、肉や野菜、その他の食材を冷凍庫に常備することで、平日の買い物を限りなく減らす事にしています。

野菜など冷凍できない食材もありますが、冷凍前の一工夫と、解凍後の調理方法に気を付けることで、冷凍できる食材の幅が広がります。

冷凍できない食材がある理由

食材を冷凍しておくことで長持ちさせたり、使うときにさっと使えて便利です。ただ、食材によっては、おいしさが損なわれる場合があります。

基本的にはレタスやきゅうりなど、水分の多い食材は冷凍すると、水分がぬけ食感が変わったり、スカスカになったり、分離したりしてしまいます。ただ、同じ食材であっても、冷凍の仕方を工夫したり、解凍後の調理方法を工夫することで冷凍が可能な物もあります。

実は冷凍できる食材|冷凍庫に常備することで料理を時短!

冷凍時の注意点はあるものの、実は冷凍できる食材はたくさんあります。

共通して言えることは、解凍と冷凍を繰り返すことは避けたほうがいいということです。1度に使う分量に分けて、ジップ付きの保存袋へ入れ、空気を抜いて冷凍しましょう。大きめのジップ付き保存袋の中に、ラップで小分けにした食材を入れると散らばらずに管理しやすいです。

ウィンナー・ソーセージ・ハム

ウィンナーやソーセージ、ハムなどの加工肉は冷蔵保存が一般的ですが、冷凍も可能です。

冷凍のコツ:

・ウィンナー・ソーセージは、袋のまま冷凍もできますが、使う分量ごとにラップで小分けし、ジップ付き保存袋に入れておくと便利です。

・ハムは1枚ずつラップに包むか、数枚ずつ重ねてラップし、保存袋に入れて冷凍すると使いやすいです。

冷凍したウィンナーは凍ったままお弁当用に焼いたり、スープに入れたりできます。ハムは解凍後にサラダやサンドイッチに使えます。

小麦粉や片栗粉、パン粉などの粉物

小麦粉や片栗粉、パン粉などの粉物も冷凍することで長持ちします。

冷凍のコツ:

・湿気を防ぐため、ジップ付き保存袋に入れ、しっかり空気を抜く

・そのまま冷凍し、使うときに冷凍庫から出してすぐ使う(解凍すると湿気を吸いやすい)

特にパン粉は、冷凍すると湿気や虫の心配が減り、サクサク感を保ったまま保存できます。

コーヒー豆や粉

コーヒー豆や粉は冷凍することで酸化を防ぎ、風味を長持ちさせられます。ただし、冷凍した豆をそのままミルにかけると、ミルの刃が痛む可能性があるので注意が必要です。

冷凍のコツ:
・密閉容器やジップ付き保存袋に入れて冷凍

・使用するときは、冷凍庫から出してすぐに使う(解凍すると結露で劣化しやすくなる)

キノコ類はうま味が増す

きのこは冷凍することで、うま味が増すと言われている点もメリットです。

冷凍のコツ:
・石づきを切り落とし、小房に分ける(しいたけはスライスすると便利)

・使う分量ずつラップに包み、ジップ付き保存袋に入れて冷凍

冷凍したきのこは解凍せず、そのまま炒め物やスープ、パスタに使えます。

たらこ・明太子

たらこや明太子は、冷蔵保存だと傷みやすいですが、冷凍すれば長期保存が可能です。

冷凍のコツ:

・1本ずつラップに包み、ジップ付き保存袋に入れて冷凍

・使うときは、冷蔵庫で自然解凍し、焼きたらこやパスタソースに

凍ったまま薄切りして、ご飯にのせたり、バターと和えてパスタにしたりするのもおすすめです。

ニンニク

ニンニクは冷凍すると長持ちし、まとめてスライスやみじん切りにしておくことで、調理の手間も省けます。また、たくさん冷凍する場合には、皮付きのまま保存することで風味を落とさず保存できます。

冷凍のコツ:

・皮付きのまま冷凍

・すぐ使いたい分は、スライスやみじん切りにして小分け冷凍

皮ごと冷凍した場合は、凍ったまますりおろせば時短に。解凍すると柔らかくなり、ペースト状にしやすいです。

とうがらし

とうがらしは冷凍することで、風味が長持ちします。そのまま冷凍し、使うときに折って入れるだけなので、手間もかかりません。

野菜

ほうれん草や小松菜などの葉物野菜も、冷凍することで長期保存が可能です。

冷凍のコツ:

・茹でてから冷凍(生のまま冷凍すると食感が悪くなるものが多いため)

・水気をしっかり切り、小分けにしてラップで包む

解凍後は、お味噌汁や炒め物にそのまま使えます。

干物

干物は冷凍することで鮮度を保ちやすくなります。

冷凍のコツ:

・1枚ずつラップに包み、ジップ付き保存袋に入れる

・解凍せず、そのまま焼くとおいしく仕上がる

冷凍食品で作れる時短料理

冷凍の食材を普段から準備しておくことで、いざというときにササっと調理することが可能です。我が家でよく作るメニューは以下のとおり。

キムチチャーハン

食材:

(冷凍)

・ホウレンソウ

・もやし

・ウィンナー

・ピザチーズ

(冷蔵・常温など)

・ごま油

・キムチ(冷凍もできるものの、食感がそこなわれる)

・卵

1.ごま油を温めたフライパンに 冷凍ホウレンソウ、冷凍もやし、冷凍ウィンナーをキムチ入れる

(温まってきたら、ウィンナーやキムチを一口大にキッチンばさみで切ると食べやすい)

2.水分があらかた飛び、焼き目がついてきたら、白ご飯を入れ混ぜる

3.フライパンの中身を片面に寄せ、空いた部分に卵を割り入れざっと混ぜ

 半熟になったら他の具材と混ぜる

4.冷凍ピザチーズをお好みでかけ、時々混ぜながらピザチーズが溶けたらできあがり

あっという間にキムチチャーハンが完成!
キッチンばさみを使えば、まな板も包丁もいりません。

(見出し2)お味噌汁

食材:

(冷凍)

・茹でて冷凍した野菜

・刻み上げ

(冷蔵・常温など)

・だしの素

・乾燥わかめ

・味噌

言わずとも知れたみそ汁です。具材を冷凍しておくことで、時短で作れます。

ちなみに味噌も冷凍できるため、ある程度の使いきれる量に分けて、冷凍しておくとあまりお味噌汁を作らない人にもおすすめです。

湯で野菜や、だしを味噌に入れて1回分ごとに冷凍しておくと、即席みそ汁が作れます。

(見出し2)パスタ

食材:

(冷凍)

・ニンニク

・ベーコンやウィンナー

・とうがらし

(冷蔵・常温など)

・パスタ

・玉ねぎ

・ツナ缶や鰹節

・コンソメ

・オリーブオイル

・塩コショウ

ニンニクととうがらしとベーコン・ウィンナーにコンソメと塩振ったらおいしいよねっていう。我が家は、5歳息子が辛い物が食べられないので、とうがらしなしのペペロンチーノを楽しんでいます。

冷凍庫の容量が足りない

これだけ冷凍するものが増えると、冷凍庫のスペースが足りなくなりますよね。

そこで、セカンド冷凍庫の導入を検討するのもおすすめです。特に、縦型の冷凍庫やスリムタイプは、キッチンのちょっとしたスペースに置きやすく便利です。食材の冷凍ストックを増やして、日々の料理をもっとラクにしましょう!

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