ホームベーカリーの購入を検討する際に気になることは、パンを焼いた時のコスパではないでしょうか。
手間をかけて手作りしたのに、売っているパンより高くなるのなら、ホームベーカリーの購入をやめようかなと思ってしまう方もいるのでは……
パンのコスパに大きく影響するのがホームベーカリー本体価格です。ホームベーカリーの本体価格は主にサイズとメーカーによって変わります。特に最近は価格の高騰のためかホームベーカリーの本体代も値上がりしているものも多いです。
今回は2斤が焼けるホームベーカリーのうち、コスパを良くするためにamazonで1万円以下買えるものを調査しました。
Amazonで2斤焼きのできる1万円以下のホームベーカリー2種比較

ここ数年で材料費などの高騰からか、ホームベーカリーの本体価格も少しずつ上がってきているようです。
1斤用のホームベーカリーは2斤用の本体に比べると、割安なことが多い物の、夫婦+お子様(特に食べ盛り)がいらっしゃる家庭ではサイズが小さいと感じる方もいるかもしれません。
2斤焼きが可能な機種で1万円以下で購入できるホームベーカリー、simplusのSP-HBD01とアイリスオーヤマのIBM-020-Bの、2種類を比較いたします。
simplus SP-HBD01
simplus | SP-HBD01 |
サイズ | 奥行約30×幅約21×高さ約 26.5 |
対応斤数 | 1斤/2斤対応 |
消費電力 | 500W |
所要時間の目安(食パン) | 3時間15分~3時間20分 |
タイマー機能 | 最大15時間まで(10分単位) |
メニュー数 | 19種類(パン8種・その他11種) 【パン】 食パン、フランスパン、糖質オフパン、超高速パン、高速パン、全粒粉パン、米粉パン(小麦入り)、米粉パン(小麦なし) 【その他】 パン生地、ピザ生地、こねる、発酵、焼く、ケーキ、もちつき、もち米、甘酒、ヨーグルト、ジャム |
焼き色設定 | 3段階(こい/ふつう/うすい) |
カラー | ブラック・ホワイト |
simplusはシンプルでスタイリッシュなデザインの家具を手頃な価格で販売している企業です。
ホームベーカリーのSP-HBD01もシンプルかつ安価で、黒と白の二色展開なため、家の家具などに合わせて色も選ぶ子ができますね。
また、使用ワット数が少なく、焼き上がりまでの時間も全体的に短いため、電気代も節約してパンを焼くことができる点を考えると、コスパ的にはすごく魅力的なホームベーカリーであることが分かります。
アイリスオーヤマ IBM-020-B
アイリスオーヤマ | IBM-020-B |
サイズ | 奥行約36.2×幅約24.9×高さ約 29.4 |
対応斤数 | 1斤/2斤対応 |
消費電力 | 550W |
所要時間の目安(食パン) | 4時間2分~4時間41分 |
タイマー機能 | 最大13時間まで(10分単位) |
メニュー数 | 19種類(パン10種・その他9種) 【パン】食パン、早焼きパン、ソフト食パン、フランスパン、全粒粉パン、米粉パン(小麦入り)、米粉パン(小麦なし)、ごはんパン、ライ麦パン、スイート食パン 【その他】パン生地、ピザ生地、うどん・パスタ生地、ジャム、もち、あん、こねる、発酵、焼く |
焼き色設定 | 3段階(こい/ふつう/うすい) |
カラー | ブラック |
アイリスオーヤマは日本の大手メーカーで、家電から収納用品やペット用品まで幅広く展開しており、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
上記で紹介したsimplusのホームベーカリーと比べると少し割高な値段ではあるものの、1万円以内と比較的安価で購入することができます。また、消費電力も少し高くなっておりますが、外はパリっと中はもちもちの触感が期待できますね。
それぞれのホームベーカリーの消費電気料金比較

電力会社ごとに電気の単価は異なりますが、全国家庭電気製品公正取引協議会によると、現在の目安単価は令和4年7月22日に改定された31円/kWh(税込)とのことです。
それぞれのホームベーカリーの電気料金を計算するための式「 電気代(円) = 消費電力(kW) × 使用時間(h) × 電気料金単価(円/kWh)」に当てはめると、食パンを一度焼く場合の電気代の違いはsimplus SP-HBD01のほうが18円ほど安いという計算になります。
・ simplus SP-HBD01
500Wで所要時間3時間15分の場合
電気代 = 0.5 × 3.25 × 31 = 50.38円
・アイリスオーヤマ IBM-020-B
550Wで所要時間4時間2分の場合
電気代 = 0.55 × 4.033 × 31 = 68.86円
